すそわきがかも?セルフチェック方法とにおい対策について

すそわきがかも?セルフチェック方法とにおい対策について

お風呂に入るときやトイレに行ったあとなど、ふとしたときにデリケートゾーンのにおいが気になることはありませんか?
実はそのにおい、「すそわきが」が原因かもしれません!

 

すそわきがとは、わきがの一種で、デリケートゾーンからわきが臭のような独特なにおいを感じるのが特徴です。わきがと同様に、男性よりも女性に多い症状だとされています。
自分でにおいに気がつくこともありますが、恋人やパートナーに指摘されて初めて気がつくことも…。

 

デリケートゾーンのにおいは他の人にも相談しにくい部分ですし、一度においが気になってしまうと、彼や友人に会うのもためらってしまいますよね。
そうなってしまう前に、においの原因や、すそわきがのセルフチェック方法を知って、正しい対策を取りましょう!

 

すそわきがの原因とは

 すそわきがの原因

すそわきがの原因は、デリケートゾーンにあるアポクリン腺という汗腺から出る汗です。
汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、それぞれ異なる役割を持っています。

 

エクリン腺から出る汗は、ほとんどが水分からできており、さらさらとして強いにおいがしないのが特徴です。全身に分布している汗腺で、激しい運動の後や暑い日などに汗を出し、体温を下げる役割を担っています。

 

一方、アポクリン腺には、糖質やタンパク質、アンモニアなどの成分が多く含まれており、この汗を皮膚にある細菌が分解することによって、独特のわきが臭を発生させているのです。
アポクリン腺は、元々フェロモンを発する役割を担っていたことから、現在でもワキやデリケートゾーン、耳、へそ、乳輪などに多く分布しています。

 

汗腺の数や大きさは人それぞれで異なりますが、デリケートゾーンにあるアポクリン腺の数が多く、形が大きい人は、すそわきがである可能性が高いといえるでしょう。

 

すそわきがのセルフチェック方法

原因がわかったところで、自分がすそわきがかどうか気になるところですよね。
以下のセルフチェック項目で、確認してみましょう!

 

・下着やシャツのワキ部分に黄色い汗じみがつく

黄色い汗ジミ

脱いだ下着に黄色っぽい汗じみがついていることはありませんか?
「わきが」や「すそわきが」の原因となるアポクリン腺から出る汗は、通常の汗とは異なり、やや黄色く濁った色をしているのが特徴です。
ですので、下着によく黄色っぽい汗じみがついている場合は、すそわきがの可能性があるといえます。

 

女性の場合は、おりものなどが原因で下着にしみがつくこともあるので、わきが臭のようなにおいがあるかどうかもチェックすると良いでしょう。

 

また、シャツなどを着たときに、ワキの触れる部分に黄色い汗じみがつく場合も要注意!
わきがとすそわきがは併発することが多く、ワキ汗がじっとりとしている人やワキのにおいが気になる人も、すそわきがになる可能性が高いといえます。

 

・耳垢が湿っている

 耳垢の湿り

毎日耳掃除をしているのに、耳垢が湿っていると感じることはありませんか?

 

すそわきがと関係がないと思われるかもしれませんが、ワキなどにアクポリン腺が多い人の場合、耳にもアクポリン腺が集中していることが多いとされています。そのため、耳垢がベタベタしていたり、湿っていたりする場合には、わきが体質である可能性が高いのです。

 

実際に、わきがの人のうち、耳垢が湿っている人の確立は約90%以上といわれており、セルフチェックのなかでも一番信用性の高い項目であると考えられます。

 

・乳輪からも独特のにおいがする

においの原因となるアクポリン腺は、ワキやデリケートゾーン、耳の中の他に、乳輪部分にも多く存在しています。乳輪や乳首の周りからもわきが臭のような独特なにおいがする場合は、わきが体質の可能性が高いので要注意です。

 

・デリケートゾーンやワキ、耳の中の毛が濃い

他の部分の毛は濃くないのに、デリケートゾーンやワキなどの毛が太く、毛の量も多い場合には注意が必要です。においの原因となるアクポリン腺は毛根の入り口にあるため、毛が特に濃い場合、アポクリン腺が多く集まっている可能性があります。

 

 

・両親もしくはどちらかの親がわきがの場合

遺伝

わきがは遺伝的要素が強く、両親もしくはどちらかの親がわきがの場合には、子どももわきがになる可能性が高いといわれています。

 

どちらかの親がわきがの場合、子どもがわきがになる確率は約50%です。さらに、両親ともにわきがの場合には約80%の確率で子どもに遺伝するといわれています。

 

においの原因であるアポクリン腺の数や大きさについても遺伝的要素が強いため、両親だけでなく親戚にわきがの人がいる場合には、わきがや、すそわきがになる可能性が高いといえるでしょう。

 

・パートナーにデリケートゾーンのにおいを指摘されたことがある

自分では自覚しにくい体臭も、恋人やパートナーなど、身近な人の指摘によって気が付くことがあります。もし以前にデリケートゾーンのにおいを指摘されたことがある場合は、すそわきがの可能性も考えられます。
女性の場合は、月経の期間やおりものが多い場合にもにおいが発生しやすいので、上記のセルフチェックも踏まえて判断してみましょう。

 

すそわきがだけじゃない!においの原因は?

デリケートゾーンのにおいの原因は、すそわきがに限ったものではありません。他にも考えられる原因について見ていきましょう。

 

・雑菌の繁殖

雑菌の繁殖

デリケートゾーンはムレやすく、菌が増殖しやすい部分です。特に女性の場合は、タイツやストッキングを履くことも多いので、常にムレを感じている人も多いのではないでしょうか?

 

そのような状況では菌が繁殖しやすく、菌から排出された老廃物などによって気になるにおいが発生してしまいます。デリケートゾーンには、汗や尿、おりものなど、菌の栄養となるものが多く存在しているため、他の部分よりも強いにおいを感じやすいのです。

 

また、排卵の前後や月経の期間には、おりものの増加や経血によって、雑菌が増殖しやすくなってしまうので、においが強くなる傾向があります。

 

・食事によるもの

食事の影響

食事の内容によっては、デリケートゾーンのにおいが気になってしまうこともあるので要注意です。
例えば、肉類や脂肪分の多い食事を摂りがちの人は、体臭が強くなってしまうことが多く、デリケートゾーンのにおいも同じように強くなる傾向があります。また、アルコールを摂取したり、ニンニクなどの香りの強い食べ物を食べたりすることで、口臭だけでなくデリケートゾーンのにおいが強くなることがあります。

 

・婦人科系の病気

婦人系の病気

デリケートゾーンのにおいが全て病気に繋がるとは限りませんが、婦人科系の病気のなかには、おりものの悪臭に繋がるものもあるので、チェックが必要です。

 

悪臭を感じやすい病気としては、子宮頸がん、淋病、細菌性膣炎、トリコモナス膣炎、カンジダ膣炎、クラミジア感染症、などがあげられます。

 

今までは気にならなかったにおいが急に強く感じるようになったり、おりものの量や色が変化したりする場合には、注意が必要です。思い当る症状がある人は一度病院で受診されることをおすすめします。

 

今日からできるにおい対策と解消法

さまざまな原因が考えられるデリケートゾーンのにおいですが、においが少しでも軽減するような対策や、におってしまった時の解消法を知っておけば、もしものときも安心ですよね。

 

さっそく今日から始められる、におい対策をご紹介します。

 

・デリケートゾーンを清潔に保つ

 清潔に保つ

一番大切なのは、デリケートゾーンを清潔に保つことです。

 

においの主な原因は汗によるものが多く、こまめに汗を拭くことでにおいを抑えることができます。ただし、デリケートゾーンの皮膚は薄く、ちょっとした刺激でも傷ついてしまうため、ゴシゴシと拭きすぎると、逆効果となってしまいます。

 

お風呂に入ったときにも、洗浄力の弱いソープを使い、しっかりと泡立てて優しく洗うことを心がけましょう。また、洗い残しがないように、しっかりとシャワーですすぐことも大切です。
また、ムレを防止して菌の増殖を抑えるために、下着をこまめに替えたり、通気性の良い綿素材の下着を身に着けたりするのもおすすめですよ。生理中のナプキンも、いつも以上にこまめに取り換えて、菌の増殖を抑えるようにすることが大切です。
VIO、特にIラインを脱毛することでムレや菌の増殖を抑えることができるので脱毛もおすすめです。

 

(VIO脱毛にについては「「欧米では常識!デリケートゾーンのケアについて」」を御覧ください)

 

・デオドラント製品を利用する

デオドラント製品の利用

汗や汚れをこまめに落とすのと同時に、デリケートゾーン用のデオドラント製品を利用するのも、においの解消に効果的です。

 

抗菌作用のあるデリケートゾーン専用の石鹸や、においの気になる部分に直接塗布できるクリームタイプの製品なども販売されていますので、ご自身にあった製品を選んでみましょう。

 

ただし、刺激の強いモノはデリケートゾーンを傷つけてしまうため、肌に優しい製品の利用をおすすめします。

 

・食生活を見直す

 食生活の見直し

先に述べたように、偏った食生活をしていると体臭が強くなってしまうことがあるので、バランス良い献立を考えることが大切です。
同じく、お酒やタバコも体臭を強くする原因とされているので、体臭が気になる間だけでも控えることをおすすめします。

 

逆に、積極的に摂取した方が良いのが、抗酸化作用のある食材です。抗酸化作用には、体臭の原因のひとつである活性酸素の働きを抑える役割があり、緑黄色野菜やフルーツなどに多く含まれています。便秘をしがちな人も体臭が強くなる傾向があるため、根菜類などの野菜も多く摂取したいですね。

 

毎日の食生活を見直すのは難しいという人も、人と会う前日などには、これらのことに気をつけて食事を摂ってみてはいかがでしょうか。

 

医療機関で治療する方法について

医療機関での治療

上記のような対策を行っても、においの改善が見られないこともあります。
特にすそわきがの場合は、セルフケアだけでは限界があり、においを抑えられないことが多いのです。
そのような場合には、医療機関での治療が必要となってきます。

 

わきがの治療法として最も多かったのが、においの原因であるアポクリン腺を切除する方法でした。しかし、デリケートゾーンを切るとなると、傷痕などが残ってしまうのでは?と躊躇する人も多いのではないでしょうか。

 

現在では、すそわきがの治療方法も発達し、切らずに治療する方法が多く用いられるようになりました。高周波や超音波などを使用した治療ならば手術痕が残らず、短い期間で回復するので、他の人に知られることなく安心して治療に専念できますよ。

 

強いにおいが気になる重度のすそわきがの場合は、信頼できる医療機関での治療も選択肢のひとつとして考えておくことをおすすめします。

 

まとめ

デリケートゾーンのにおいは、女性にとって、とても大切な問題ですよね。
においの原因はさまざまですが、軽度のにおいであれば、食生活の見直しやデリケートゾーンを清潔に保つことで、においをある程度改善することが可能です。

 

それでも、においが気になって仕方がない場合には、一人で悩まずに医療機関などに相談にしてみると良いでしょう。

 

まずは、自分のにおいがどの程度なのか、どのような原因が考えられるのかチェックをして、自分に合ったにおい対策を心がけてみてくださいね。

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